けじめ

松岡農水相が自殺しましたが、実は政界で1番の農政通*1だったという皮肉。
ドーハラウンドでも交渉の中心だっただけに政府にとっても大きな痛手である。
今更何を言ってもしょうがないのだが死んでしまったのはやっぱり無責任だと思う。
事務所費の問題に緑資源の談合が追い討ちを掛けたのは想像できないくらい辛かったと思うが、
自ら政治の道を選んだからには引き際も国民が納得いくものでなくてはならないと思う。
安倍首相も中途半端にかばうのではなくて、いっそのこと罷免すればよかったんだ。
誤りの中にいる人間は自分を客観的に見ることができないし、思いばかりが強くなる。
死んでしまってからでは遅いのだ。その辺りの決断力も政治家には、宰相には、求められるのだろう。
これをきっかけにさらに疑惑を追及してもらいたい。政治が少しでも清くならなければ、松岡大臣も報われない。

*1:農家に生まれ、農学部から農水省へ。当選後も農水関係の役職を歴任。